古代ハワイの伝統技術タパ布作りをしてみませんか。ハワイ島コナ地区、コハラ地区のマカパラリトリートセンターにて講習を行っております。

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Ka Hana Tapa O Hawai'i Nei (ハワイアン・タパ作りの技術について)

打ち具でタパを伸ばしています 古代のハワイでは、タパと呼ばれる樹皮から作られた布が衣服と寝具のために用いられました。 それらはワウケという植物の内側の樹皮から作られます。タパを作るには高い技量と相当な手間を要します。 そのため、タパ布を作っていたメーカーは綿織物の導入とともにタパ布作りを止めてしまい、 以来現在に至るまで100年間程ハワイ製の良質なタパは作られていません。 現在、私たちは研究と実験を通じて、このタパ布作りを現代に蘇らせようとしています。
waukeの葉 幸いにも、私たちは現在、ハワイの在来品種であるタパ作りに適したワウケの親株からの繁殖に成功しています。このワウケの苗を捜し求める際に、私たちは様々な資料を元に2つの品種を見つけました。 2つのうち1つの品種は3つの裂片がある葉を持ち、そして、もう一方は卵形の葉を持ちます。Kalokuokamaile ワウケには一致しましたが、Poaaha とは異なっていました。 ワウケは指状の葉(=lau manamana)を持ち、Poaahaは丸い葉(=lau poepoe)を持ちます。ワウケは水が豊富なエリアに生えているに違いありません。Kualoaなどのオアフ島のいくつかの領域が、ワウケを耕作するのに良いことで有名でした。
タパを打つ打ち具のいろいろ ワウケの樹皮をタパ布へに仕上げるには専用の道具を必要とします。私達はタパを打つ打ち具と金床に使用された異なる天然木の研究にも関わることになりました。まさしく古代ハワイ人のようにタパ布を確実に製作するため、注意深くオリジナルを調べ、元となる木材から道具を彫っていくことになりました。 調査の結果、打ち具がKauilaや Koai'a、Ohia lehuaなどの堅く、重い木材で作られていること、金床は通常の場合、Kawa'u、Kolea、およびKopikoのような中堅木で作られたということが判りました。 タパ打ちでの経験から叩いた時により心地のよい響きがするのは、衝撃を吸収する中堅木でできた金床、硬い木材でできた打ち具の組み合わせであることが判明しました。カウアイ出身のハワイアンは金床用の中硬木の響きを聞いて、他の木材よりも、(高く)評価しました。
waukeの葉 美しいタパの敷物作りする前にワウケの幹から外側の樹皮を剥ぐいう困難で時間のかかる仕事をしなければなりません。 そして、剥いだ皮から外側の茶色の樹皮のみをこすり落とさなければなりません。 幹から剥がした皮をすぐ水につけない場合、内側の面を向き合わせてコイル状に丸めて、太陽の下で乾燥させなければなりません。 こうすることでタパ布作りを始めるまで剥がした樹皮を保存することができるのです。
waukeの葉 次に剥がしたワウケの樹皮を7〜10日間海水に浸さなければなりません。 これはタパ布作りに不必要な繊維を腐食させるためです。 より白い色のwaukeが必要なら海水を使うのは必須となりますが、waukeの色が多少暗くなってもいいのなら淡水でも構いません。 若いwaukeの樹皮を使用すれば、古いwaukeよりも水に浸す時間が少なくて済みます。剥がした樹皮が柔らかく、ぬるぬるしているときがタパ打ちの最初の工程であるHohoaで打つのに最適です。
平らで滑らかなpohaku(溶岩石)の上、または木製のKukua(金床)の上でタパを打ち伸ばす作業ができます。 まず最初に発酵しているwaukeをまっすぐに伸ばします。そして、waukeのひもで6から8インチの間隔を置いてそれらを結びながら、3から5つの靭皮をまとめます。 次に、金床にWaukeの靭皮を置き、より広くなっている下側の端から打ち始めます。 最初にHohoa=打ち具の平坦な側面で打って、繊維を壊します。waukeの下側の端から最上部(下よりも幅が狭くなっています。)までこの作業を続けます。このあと再び同じように打っていくのですが、そのときにはHohoa=打ち具の溝のついた側を使います。靭皮が広がりはじめるので、今度は右から左へと縮充=フェルト状にするように、下側から狭くなっている上側に向かって叩いていく必要があります。打ち終わったら、すぐさま打ち具のより細かい溝のある面で再び打っていきます。 こうすることで、タパの織地をしっかり均等にするのと縮充による穴を塞ぎます。